広報業務を効率化する、おすすめのアプリ&ツール
はじめに
この記事は「広報・マーケティングアドベントカレンダー」の12日目の記事です。ぎりぎり埋まっておりますがまだ空欄がたくさんありますので、広報・マーケ関連の方はぜひ記事を書きましょう!このバトン、なんとか最後までつなぎたい!
ここから本題
今年の1月からメルカリで広報をしている中澤@r1cchaと申します。
広報をはじめて1年近くたち、そろそろアウトプットを増やさねば、と思ってアドベントカレンダーに参加することにしました。
さて、最近「広報業務の生産性をあげるには?」というのが個人的なテーマです。 きっかけはこれらの本。
- 作者: 伊賀泰代
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/11/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/11/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最近まで広報担当が一人しかおらず、効率をあげて生産性を高めねば!と思っていたところに丁度この本が出版されまして、ドンピシャだったのですね。
ということで、私が日々広報業務に活用しているアプリやツールなどを紹介したいと思います。
世の中の話題をチェック
朝起きてから使う順番に。
itunes.apple.com今年話題のAbema TV。「ワンセグって便利だったよな...」と高校時代を思い出しました。
朝、洗面所で身支度している間、洗濯機の上に置いて流しています。
TVで見るワイドショーよりもニュースのテンポが早いので、一気に話題を聞けるのが好きな点です。
電車+徒歩で40分くらいかかるので、その間にアプリで一通りニュースを見ています。
最初に見るのは超定番の「日経電子版アプリ」。
「Myニュース」に自社名やサービス名などのキーワードを登録したり、気になる連載を登録しておくと便利だよ。「私の履歴書」とか「池上彰の大岡山通信」が好きです。
しかし、この電子版アプリでは紙面でどれくらいの大きさで扱われているのかはわかりづらい。そんなときは↓
「日本経済新聞 紙面ビューアー」こちらは新聞の紙面がそのまま読めるので便利。
iPhoneだとちょっと小さくて読みづらいけど、ダブルタップすると拡大してくれます。
※ちなみに、新聞の見出しや紙面の大きさから重要度を読み取る方法は、この本がおすすめだよ。
- 作者: 松林薫
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2016/03/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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その次は、
itunes.apple.com広報なら載りたい!と思う「Yahoo!ニュース」。 こちらも「テーマ」で自社に近い分野は登録しておくと便利。最近のY!ニュース独自記事は読み応え抜群で面白いです。
itunes.apple.com硬軟取り混ぜた「スマートニュース」。会話のネタ作りにも便利です。
大学時代の友達とか、自分の周りの20代(非IT業界系)はスマニュー使っている率がかなり高い気がする。
一方ビジネスマンばっかりなのはこちら、「NewsPicks」。
日経やヤフーニュースを一通り見た後でニューズピックスを読むと、「へーこんな見方もあるのね」と知れるので面白いです。
最近は独自記事はほとんど有料会員のみになってしまったので、ちょっと悲しい。月額1500円というハードル。
番外編な「LINE NEWS」。なぜ番外編かというと、LINE NEWSはLINEのアカウントに流れてくるダイジェストを見ているので、アプリはあんまり見なかったり...。
しかしLINE NEWSってもうMAU4,100万って化物じゃないですかね。硬軟取り混ぜたちょうどいい塩梅、mixiニュースを思い出します。
LINEアカウントに流れてくるダイジェストは、左下をついつい見てしまいます(わかるよね?)
キーワードで露出をチェック
一通りどんな話題がニュースになるのか把握したあとは、自社に関わる露出をチェック。
itunes.apple.com「ニュースパス」はグノシー&KDDIが提供するニュースアプリ。かなり幅広くひっかかるので、特定キーワードの露出チェックに便利です。
Googleアラートはもはや説明不要って感じもしますが、Slackと連携すると便利。私はSlackにGoogle alert専用のチャンネルを作って流しています。
設定はこのブログを読めばわかりそう。
ただ、ノイズがひっかかることが多いのが悩み...もうちょっとメンテナンスしなくては。
「カメリオ」も特定のキーワードの露出を集めてくれるアプリ。ブラウザでも使えるのが結構便利。たまに謎のプッシュ通知が来るけど。
Twitterは高度な検索がおすすめ
1日に何回かTwitterで自社キーワードを検索しています。反響多いものは大体「話題のツイート」に出てくるので見つかりやすい。
Twitter検索する方は相当数いるかと思いますが、「高度な検索」を使いこなすとかなり便利。
例えば「mercari lang:ja」とすると、日本語で「mercari」を含むツイートだけがでてきます。
「サービス名が一般語でノイズがひっかかりすぎる!!」という人にはおすすめ。
以下のブログが詳しいです。
facebookでも世の中の反応が見られるよ
「facebookでもTwitterみたいに検索できる」って意外と知られてないのですが、公開設定をPublicにしている方たちの投稿は見られますよ。
Twitterとユーザー層が全然違うので、大変興味深いです。
こんな感じ↓
たとえばメルカリで検索すると、こんなのがでてきたりします。
ありがたいですね。
この検索で、「"メルカリの使い方勉強会"が日本中で開催されている」ということを知りました...。
Twitterとほんっっとに違うのでtoCサービスに携わる方には見てみるのをおすすめしたい。
みんな大好きヤフーリアルタイム検索
Twitterでもリアルタイムの投稿は見れるけど、Yahoo!リアルタイム検索は盛り上がりの規模かを知りたいときに使うのが便利かなーと思ってます。
たとえば「メルカリ」で最近30日の間話題になったことを調べてみると、こんな感じ。
自分の身の回りの盛り上がりと、世の中での話題の盛り上がりって、結構ずれてたりするんですよね。このグラフを観ると、その話題の規模や収束するまでの期間がわかります。
dマガジン、使わないなんて損してる
雑誌大好きな私にとって、ここ数年最強のサービスに君臨し続けているdマガジン。
ドコモじゃなきゃだめなの?と思ってる方もいますがそんなことないよ!!!
月額400円で、経済誌も週刊誌もファッション誌もカルチャー誌も専門誌も、全部読めるって、いいの?お得すぎて今後が心配です(最近は紙よりだいぶページが削られている場合も多いけど)。
このおかげでいろんなジャンルの雑誌が読めるので、「ここに掲載されたいな〜」と考えるのにもいいよね。
iPad miniでdマガジンを見ながらお風呂に浸かるのが好きです。ちなみに表紙を長押しすると前号以前の号も読めるよ。
時間を短縮するツール
ちょっと毛色代わりますが、効率化のためには細々した時間の短縮がしたい。
まずはGmailの返信定型文、活用しましょう。
例えば、
- 「取材依頼が来たときの返信(日程だけ入力すればいい状態)」
- 「原稿受け取りました、確認進めますの報告」
- 「オフィスへの入館方法の案内」
- 「日報のテンプレート」
などは登録してあるので一瞬で返信できます。コピペよりも便利です。
それから日本語の辞書変換も、PCやスマホに登録しておくべし。定番なのは、
- おせ→「お世話になります、◯◯の☓☓と申します。」
- あり→「ありがとうございます。」
- よろ→「よろしくお願いいたします。」
- あど→メールアドレス
などなど。あと社長とか社員の漢字変換も、珍しい場合は必須。iPhoneでも登録しておくと移動中にもカンタンにメール返信できます。
前職の外資系ITでは、会社の研修でこういう効率化ツールや技を色々教えてくれました。
こういうの、日本の会社ではわりと個人任せな気がする。そんなことないかな。
おわりに
ド定番な内容すぎて「そんなの当然知っとるわ!」と怒られないか心配なのですが、新人広報な方とか広報以外のひとにも聞かれることが何回かあったので、まとめてみました。
そして、この記事を書いたもうひとつの理由は...他の人が活用している効率化ツールを知りたいからです!!ぜひぜひ教えてください!!こういう小ネタこそ、他の人が何を使っているか知りたいのです。
そして、細かい積み重ねでも、効率アップして時間ができれば、その分面白い企画に使えると思うんですよね。
おしまい。